2012年 12 月 20日

第1回 教研集会が開催されました

第1回 教研集会が2012年12月19日(水)(18:00~19:30)に開催されました。

名古屋市立大学の伊藤仁一准教授をお迎えして、「公立大学の未来を考える」をテーマとして教研集会が行われました。
その内容をご報告いたします。

第1回教研集会

日時 2012年12月19日(水) 18:00~19:30
テーマ 「公立大学の未来を考える」
講師  伊藤仁一(名古屋市立大学医学研究科准教授・名市大学教職員組合委員長)

内容概要
法人化後の公立大学は、交付金が減少していき、また、理事長のリーダーシップと首長による中期目標・中期計画策定のもとにある。名市大では、こうした変化のもとで中期目標・中期計画に呪縛された労働者の過重労働、安い手当、任期制の導入という現実にさらされている。今後も、少子高齢化による国と自治体の財政困難な状況は続き、また国際競争力強化のための大学への期待が様々な形で教職員にのしかかっていることが予測される。名市大と愛知県立大学の統合も他の自治体の状況から皆無とはいえず、市長と知事の関係に注目しながら二大学の特徴を分析しておく必要がある。

内容スライド
第1回教研集会PDF 第1回教研集会

質疑応答概要

【理事長の選出方法について】
名市大では教員からの候補者を選挙で選出している。

【名古屋市大と県大との統合の可能性について】
いまのところない。また、法制化が必要となればなお時間もかかる。

【名古屋市と愛知県との中京都構想について】
市長や政治的動向にもよる。

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Posted on 12 月 20th, 2012 by admin and filed under お知らせ |